第二種電気工事士の免状を取得すると、
一般電気工作物(住宅、小規模な店舗など)の電気工事に従事する事ができ、
認定電気工事従事者認定証の交付を受ければ
自家用電気工作物で最大電力500キロワット未満の需要設備における
600ボルト以下で使用する設備の電気工事(簡易電気工事)は、
第一種電気工事士の資格がなくても従事することができます。
元々、自宅とか職場でコンセント増設とか簡単な事を
自分でやろうと思っていたのですが、
自宅はマンション、職場も小規模ではないので、
第二種電気工事士の資格を取った所で工事が出来ません。
これを第二種電気工事士の受験申込みをして
筆記試験勉強でテキストを読んでいて初めて知りました。
えっ?これ合格したところで工事出来ないじゃん!
ってなり、第一種を受けようかと思いましたが、
試験に合格したところで、実務経験が無いので免状申請が出来ないらしい。
でも、第一種に合格すると講習を受けなくても申請すれば
認定工事従事者認定証の交付が受ける事が出来る。
少し悩みましたが、
認定電気工事従事者認定講習を受講する事にしました。
受講料12,500円。3月に受講予定。
認定電気工事従事者認定講習
2017年3月28日、
認定電気工事従事者認定講習に行ってきました。
認定が二つもあって、
もう少し省略できないのかなと思いますが、
2017年は大阪府社会福祉会館で行われました。
認定講習スケジュール
9:50集合 | ||
10:00~11:30 | 90分 | 配線器具並びに電気工事用の材料及び工具 |
11:30~12:30 | 昼休み | |
12:30~14:00 | 90分 | 電気工事の施工方法 |
14:00~16:00 | 120分 | 自家用電気工作物の検査方法 |
16:00~17:00 | 60分 | 自家用電気工作物の保安に関する法令 |
17:00~ | 数分 | 申請に関する説明 |
認定講習に申し込むと、受講票が送られてきますが、
それに記載されている受験番号の下3桁が席番号になっていて、
席は決められています。
受付で写真票を渡し、席へ。
席にはテキストが置いてあり、
各講義が始まってしばらくすると、
写真票を片手にスタッフが見回りにきていました。
替え玉対策なんでしょうかね。
合計6時間、全部講義。
途中、トイレ休憩は入れてくれるものの、本当に疲れました。
講義が終了すると、修了証と申請書類が配られ、
説明を聞いて解散。
後日、認定証の申請をしなければいけません。
写真も渡してるのだから、それを使って作っておいて、
帰りに渡してくれたらいいのにと思いますが。
認定電気工事従事者認定証申請に必要なもの
- 認定電気工事従事者認定証交付申請書(要収入印紙4,700円)
- 電気工事法第4条の2第4項の認定申請書
- 電気工事士免状又は電気主任技術者免状(写し)
- 認定電気工事従事者認定講習修了証
- 認定電気工事従事者認定講習講師の資格証明書
- 住民票(3ヶ月以内に発行されたもの)
- 写真2枚
- 認定証送付用封筒 長型3号 23cm×12cm
これを産業保安監督部へ郵送か持参。
非常に面倒くさい。
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