エアコン水漏れの原因と簡単な対処法。ドレンホースをチェック!

エアコン水漏れお役立ち
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こんにちは。

 

もうすっかり暖かくなってきましたが、

6月にもなるとエアコンを使用する頻度も増えてきますが、

 

冷房をつけていると、

エアコンから水がボタボタと落ちてくる事があります。

 

何の知識も無い方が水漏れに遭遇すると、

ちょっと焦ってしまいますが、

実はエアコンの水漏れって、簡単に対処できることが多いんです。

もちろん、業者を呼ぶ必要もありません。

 

今回は、エアコン水漏れの最も多い原因とその処置の仕方について

簡単にご紹介していきます。

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エアコン水漏れの原因

まず、なんでエアコンから水が漏れてくるのかと言うと、

 

室内機から出る水は、一旦ドレンパンという受皿に溜まり、

そこからドレンホースを通って外部に排出されるのですが、

そのホースの中にホコリが詰まったり、

ホースの出口が塞がれてしまったりすると、

水がちゃんと排出されなくなってしまいます。

 

ですが、エアコンを運転している以上、

新たにどんどん水が出てきます。

ホースが詰まっていようが、水は出てきます。

 

水がちゃんと排出されないのに、

新たに水が出てくるもんですから、排出が追い付かず、

結果、

ドレンパンから溢れ出し室内にボタボタと落ちてくるのです。

 

エアコンの水漏れの原因は、

このドレンホース詰りがほとんど。

 

もちろん、これ以外の原因もありますが、

詰りを解消してあげるだけなので、簡単に治す事ができます。

エアコンから水が漏れてきたら

突然ボタボタと水が漏れてきますので、

当然、ビックリします。

 

何が起こったのかと。

 

ビックリしますが、すぐに業者を呼んではいけません。

 

水が漏れてくると自然に治る事はまずありませんので

対処が必要です。

 

暑いですが、エアコンの運転を停止し、

漏れている水を洗面器などで受けておき、

室外機の場所まで行きましょう。

 

とりあえず、水漏れの原因を特定しないといけませんが、

簡単なところから見ていきます。

ドレンホースの出口を確認する

まず、ドレンホースの出口を確認し、

水がどれくらい出ているかを確認しておきます。

(大抵、室外機付近に出ています。)

ドレンホース出口

ホースの出口が庭とかですと、土に埋もれていたり、

折れ曲がって出口が塞がっていた場合、

出口を確保してあげます。

 

そして最初に確認した時よりも、

あきらかに大量の水が流れ出してきたら、

おそらくそれが原因だったという事ですから、処置は終了です。

ドレンホースの中の詰まりを取り除く

ドレンホースの出口は問題ない場合、

ホースの中が詰まっている事が考えられます。

 

この場合、実際に詰まっている箇所を目視できませんが、

簡単な方法としては、

ホースの中に息を吹き込む

ドレンホースの出口を咥え、息を吹き込みます。

吸うという方もおられますが汚水が口に入るのも嫌ですし、

吹く方をおすすめします。

 

吸おうが、吹こうが、結果は同じ。

 

ホコリの塊が詰まっている場合、

すぐに抵抗がかかるので、ちょっと苦しいかも知れませんが、

そのままホースの中に息を吐き切ります。

思いっきり風船を膨らませる感じで。

 

息の空気圧で、ホコリの塊を壊すイメージです。

塊といっても、所詮はホコリなので硬くも何ともありません。

 

ホコリの塊が壊れたら、急に抵抗が無くなり、

楽に息を吹き込めるようになるのでわかると思います。

 

ホースを置いてみて、水が流れ出てきたら終了です。

ドロッとしたホコリも一緒に流れ出てくるかも知れません。

道具を使う

ドレンホースを口に咥えるなんて汚くて出来ない。

という場合、

「ドレンホース用サクションポンプ」

というものがホームセンターなんかに売ってます。

これをドレンホースの出口に差し込み、

レバーを引けば終わりです。

 

先を付け替えて、

洗面所や台所の排水口にも使えるタイプもあります。

これ、一般家庭に置いているようなものでは無いと思うので、

夜中に水漏れした場合は買いに行けません。

かといって、

使用する機会があるかどうかも解らないものを

おすすめもできません。

 

車のブースターケーブル的に考えれるのであれば

購入しておいても良いかも知れませんね。

室内機を分解して確認する

ドレンホース詰まりの場合、

大抵、外からの処置で治るのですが、

 

ドレンホースがどこにあるのかわからない場合や、

室外機の設置場所が高かったり、狭かったりで、

場所はわかるけど、そこまで行くのもちょっと・・・

ということがあるかもしれません。

 

そんな場合、室内機のカバーを外して

処置することもできます。

 

まず、

プラスドライバーでビスを外しカバーを取り外します。

 

ドレンホースが左右どちらかに繋がっていますので、

抜くのですが、

ダイキンのこの機種の場合、

ビスで固定してあるので緩める必要がありますが、

普通のドライバーでは、狭くて入りませんので、

短いドライバーがあればそれを使用するか、

本体を少し持ち上げてからビスを外してください。

 

ドレンホースを抜くと、

当然、ドレンパンに溜まっている水が流れ出てきますので、

何かで受けておいたほうが良いでしょう。

 

 

 

そうするとドレンパンが見えますので、

そこが水で満タンになっている場合、

やはりどこかにホコリが詰まっていて水が排出されていないので、

ドレンパンとドレンホースのジョイント部分を確認します。

ホコリの塊があれば取り除き、水が排出されていけばOKです。

どこから水が落ちているのか観察

それでも治らない、原因が解らない場合、

どの箇所から水が部屋へ漏れているのか確認し、

原因を特定していく訳ですが、

ドレンホース詰まり以外が原因ですので

また別の機会に。

天井埋め込みの場合

一般家庭ではあまり設置していないかと思いますが、

天井埋め込み式のエアコンの水漏れの場合、

壁掛けエアコンと違い、

構造上、ホースを下方向に出せないので

一旦、ドレンパンの水を小型のポンプで吸い上げてから

ドレンホースへと水を送っているのですが、

このポンプの吸い込み口にホコリの塊が張り付いてしまう事があります。

この場合、室内機を分解してポンプの吸い込み口のホコリを

取り除くだけなのですが、

分解して元通り組み立てる自信が無ければ業者に任せた方が無難です。

まとめ

今回はエアコン水漏れのもっとも多い原因、

ドレンホースの詰まりの簡単な対処法について書かせて頂きました。

 

エアコンの水漏れは、一般家庭では滅多にありませんが、

実際に遭遇してしまうとビックリしてしまいます。

対策としては、マメにフィルターを清掃するぐらいですが、

運悪く、水漏れが発生してしまったら、

出口から順に中へと診ていけば良いでしょう。

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