第二種電気工事士の技能試験では、
配線用遮断器(ブレーカー)や、
タイムスイッチなどは実物を使用せず、
端子台が代用されます。
2021年度の候補問題で端子台が使用されるのは、
No.3・4・5・8・13の5問。
このページでは端子台と、
配線用遮断器への結線を解説しています。
端子台への結線
外装を5cm剥取ります。
絶縁被覆を11mm剥取ります。
12mmでも問題ありませんが、
結線した時に見える心線の長さが
11mmがいい感じになります。
端子に挿しこみ、ネジを締めます。
ネジの右側に挿してしまうと抜けや
すいので、左側に挿します。
器具の端から5mm以上、
心線が露出していなければOK。
線を引っ張って抜けてしまうと、
欠陥になってしまいますので、
抜けない程度に締めつける必要がありますが、
あまりに力いっぱい締め付けてネジ頭が取れてしまうと、
それはそれで器具破損となり、
欠陥となってしまいます。
配線用遮断器への結線
配線用遮断器への結線ですが、
2021年度の候補問題で使用されるのは、
No.10の1問のみ。
外装と絶縁被覆を剥取る長さは端子台と同じです。
外装と絶縁被覆を剥ぎ取り、
極性に注意して電線を挿しこみ、
ネジを締めつけます。
N(ニュートラル)側に白線。
電線を引っ張って抜けないか、
絶縁被覆が噛んでいないか確認。
端子台と同じく、器具の端から5mm以上、
心線が露出していなければOK。
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